田徒歩さん、初監督作品上映!

田徒歩さん(53期)が伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2006中編の部受賞作「この先百年の孤独」をご自身で監督。11月18日に第7回伊参スタジオ映画祭で上映されました。

「本当に上映まで辿り着けるのかと、ずっと怖かったです」と田さん。「映画は共同作業なので、立場の違いから意見がぶつかることもあって。監督として選択したり決断することがとても難しかったです」とプレッシャーは相当なものだったとか。

しかし、それに勝る魅力が映画製作にはあるそうで、「いろんな要素や偶然によって本当に奇跡のようにいい瞬間が撮れることがあるんです。それがすごく快感で。あの瞬間味わえたら、どんな苦労も吹き飛びます」と。

また、「今『シナリオの基礎技術』と『シナリオの技術』を読み返しているんです。実際に映画を作ってみて、脚本段階での失敗を修正するのはすごく難しいということが解ったんです。特に伝えたいことは脚本段階できちんと伝わるようにしておかなくてはだめなんだなと。すごく基本的なことですが、それが大事なんだと身にしみてわかりました」と。

「映画を作ることは私にとっては全然簡単なことではなく、とても難しいことなんです。でもだからこそ、色んなことを勉強して作れるようになりたいと思うし、魅力的なのだと思います。一生作り続けていきたいですね」と。頑張って下さい!

目次に戻る

市川さん(45期)、祝受賞。梅村さん(45期)、幅広い分野でご活躍

  • おめでとう、市川さん!

長篇研究科の市川静さん(45期)が「第5回日本文学館7行ポエム大賞」にて入選を果たされました。市川さんは以前「第2回日本文学館五行歌大賞」でも優秀賞を受賞されています。限られた文字数の中で的確な言葉を選んで情景や心情を描写するのはシナリオを書くことに通ずるものがあると市川さん。

「人に誉められるってとても嬉しいことなんですよね。自分が書いたものが他の誰かの目に触れて、認めてもらえた。そのことがとても嬉しかったです」と今後、シナリオを書いていく意欲にも繋がったとか。常に挑戦し続ける市川さん。頑張って下さいね!

  • 梅村真也さん、ご活躍!

大阪校出身ライターの梅村真也さん(45期)は現在、番組の構成台本やアニメの脚本、ドラマ・映画の企画書を書かれるなど幅広い分野でご活躍されています。

劇場映画「ロード88 出会い路、四国へ」にてデビュー後、「制作会社でリサーチと構成の仕事に携わるようになり、そこでの出会いが次の仕事に繋がっていきました。思い返せば、全て出逢いから生まれた仕事です」と。

「この先もプロとしてやっていけるのかという不安は常に胸にあります。お金をいただいて書くということは物凄いプレッシャー。どんな厳しいスケジュールでも締切りは絶対ですし。時に、苦しくて途中で逃げ出したくなることもありますが、やり遂げるとまた次がやりたくなる。どんなに苦しくても仕事があるのは幸せなことなんです」と梅村さん。

「お客さんに笑って泣いて感動してもらって。媒体や分野が違っても、目指すところはいつも同じです」と。今後のご活躍が楽しみです!

目次に戻る

西村さん(48期)、第7回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞優秀賞

大阪校出身の西村みずきさん(48期)が第7回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞にて優秀賞を受賞されました。「昔、ゼミで発表したものです。一時間に伸ばそうとして、途中 で煮詰まってしまってそのままになっていた作品なんですね。実は今回もコンクール用に別のお話を書いていたのですが、うまくいかなくて。そこで、眠らせていたこの作品を引っ張りだしてきました」と。、

「作品を書いていると迷路にハマって途中で止まってしまうことが結構あるんですね。ある程度、冷却期間を置くとまた書き出せるんですが、その時は全く書けなくて。そんな感じで途中までしか書けていない作品がたくさんあるんですよ」と苦笑される西村さん。

「構成力と書き上げる力を鍛えること。これが目下最大の目標です」と。

西村さんがどんなに苦しい時もシナリオを書き続けられるのは「テレビが大好きで、テレビに関わっていたいから」だそうです。「両親がテレビに全く関心のない人だったので、家にずっとテレビがなかったんです。それで余計にテレビが見たくて、友達から話を聞いたりして、おかげで見ていないのに誰よりも詳しかったぐらいです」と。「作品の題材探しも、テレビです。テレビはいろんな情報を発信していて、それを見ていると、心にひっかかることや、疑問に思うことが色々とあって、それをふくらませてドラマにしていくんです」と。今後のご活躍が楽しみです!

目次に戻る

秋満さん(58期)、第10回日本シナリオ大賞の佳作受賞

第10回日本シナリオ大賞にて秋満隆夫さん(58期)の「愛・求めます」が佳作に入選されました。

作品は児童虐待を取り扱ったもの。「児童虐待は皆がもっと関心を持って、外から積極的に救いの手を差し伸べていく必要があると思うんですね」と。取材で想像以上の過酷な現実に直面し、挫けそうになったこともあったとか。

「城戸賞を受賞した後、関係者の方に『50代なんてまだこれからだよ』と言ってもらったことがとても励みになっています」と。

「これまでの人生で様々な経験をしてきました。その年月の分だけ書きたい題材があるんです。そこは若い人よりも有利ですよね」と秋満さん。思いついたネタは携帯電話で留守電に吹き込んで記録されるそうで、「メモだと書いてもそのまま見ない時もあるんですけど、留守電だと必ず聞きますから」と。

作品を書く時は新井先生の「シナリオの基礎技術」を必ず傍に置いているそうです。「暗記するほど何度も読んでいますが、困ったことがあるとページをめくります。すると必ずその答えが見つかるんです」と。「それから人物の描き方に一番神経を使っています。ちゃんと魅力的にかけているかチェックする。人物が魅力的に書けると、ストーリーもうまくいくんです」とのこと。ご活躍が楽しみです!

目次に戻る

尾崎さん(58期)、「獣挙戦隊ゲキレンジャーショー」の脚本執筆

作家集団の尾崎悟史さん(58期)が「獣挙戦隊ゲキレンジャーショー」(東映)の脚本を執筆されました。

「特撮ヒーローものって子供が一番最初に親しむ番組なんですよね。子 供達がいろんなことを知るきっかけになる番組」と、特撮ヒーローものに熱い思い入れのある尾崎さん。

子供の時大好きだったものの、大きくなるにつれ卒業し、完全に忘れていたのが、社会人になってから、たまたまテレビでやっていたのを見て、「大人の目で見ても、すごく見応えがある」と特撮ヒーローものの魅力の虜になったそうです。「中でも小林靖子先生の書かれる作品が大好きで、すごく尊敬しているんです。先生がシナリオ・センター出身と知って、入学も決めました」と尾崎さん。

そして、デビューを特撮ヒーローの舞台ショーの脚本で飾ることに。「舞台を書くのがはじめてだったので、とても苦労しましたが、いろいろと教えていただけて頑張ることができました。これまでシナリオを書く時、どこか自己完結なところがあったんですが、現場を体験して、共同作業の一環であることを強く意識するようになりました。作品に携わる人達、観客の存在を忘れちゃいけないと」と。「いつか特撮ヒーロー番組のシナリオも描きたいですね!」と夢にまっしぐら。頑張って下さいね!

目次に戻る

柿原優子さん(45期生)、アニメのシナリオを多数執筆

大阪校出身ライター柿原優子さん(45期生)がシナリオを執筆されたアニメ『かみちゃまかりん』(テレビ東京系)、『瀬戸の花嫁』(テレビ東京計)『鋼鉄神ジーグ』(WOWOW)の3本が4月から放映スタートとなりました。

柿原さんは現在、アニメやゲームのシナリオ、ウェブコンテンツを手がけるなど多岐に渡ってご活躍されています。アニメのシナリオを書く時に難しい点を伺うと「アニメの場合、ユニークな発想を求められることが多いです。例えばファンタジーものだと、実写ではありえない舞台設定や人間以外のキャラ クターを考える必要があったり。アニメならではの、絵にした時の面白さを考えて書くのが一番難しいですね」と。

またゲームシナリオについて伺うと「ゲームではセリフが画面に表示されるので、パッと見ただけで読みやすいかどうかがすごく重要です。セリフの文字面がキャラクター性も表しますから、セリフを文字にする時に相当気を使いますね」と。

「プロになって楽しいのは書いたものが評価されること。厳しいのは評価されるものを書かないといけないこと。プロになる以前は書くのがすごく楽しかったですが、今は常に評価がつきまとうので辛い時もあります」と柿原さん。

「この道はデビューしてからもずっと大変ですが仕事はとても楽しいです。ちなみにデビューすることより、その後しばらくライターとして食べていくことの方が大変な場合が多いので、今のうちに体力をつけてお金を貯めておくことをお勧めします」とアドバイスをいただきました。柿原さん、ありがとうございました!

目次に戻る

齊藤さん(50期)が構成台本を、辻さん(57期)ラジオドラマを執筆

  • 齊藤さん、構成台本執筆!

作家集団の齊藤恭子さん(50期)が「パチンコ美女 全国の旅」(サンテレビ)の構成台本を執筆されました。齊藤さんが構成台本を書かれるのは初めての経験。「段取りやセリ フの分量などに悩みました。抑えたつもりでも、ついつい書き過ぎてしまうみたいで。加減が難しかったです」と。「企画書を書く時に、相手に意図をきちんと解りやすく伝えることがいかに大切なことかがよく解りました」と、制作会議で立場の違う様々な人と話合い、それらの考えを取り入れながら台本を執筆。「ライターは文章力だけでなくコミュニケーション力もすごく必要なんだと思いました」と。実際の現場を体験して、学ぶことがたくさんあったと齊藤さん。今後が楽しみです!

  • 辻さん、ラジオドラマ執筆!

作家集団の辻淳子さん(57期)が執筆された「未払い家賃」が「ウハウハ大放送アニメストリート」(RFラジオ日本)にてオンエアされました。ライターズバンクに登録してか ら初めての応募シナリオが見事採用に。「収録現場で突然ラストを変えて欲しいと言われて、授業でなら先生が色々とヒントを下さいますが現場では自分一人で考えるしかない」と現場の厳しさに触れた辻さん。「現場の人達は、一つのものをすごく深く丁寧にきちんと仕上げていく。仕事にするってそういうことなんだなと。気を引き締めなくちゃって思いました」と。昔から書くことが好きでシナリオを始められた辻さん。「自分の好きなことを人生の真ん中にいつも置いておきたいなと。これからも書き続けていきたいです」と。 これからも頑張って下さいね!

目次に戻る

先生の横顔

大阪校の先生の、いつもとは少し異なる素敵な横顔をご紹介するコーナーです。今回は野昭二先生を。

1月、野先生が監督の映画「まあちゃんのコスモス」がDVDで発売されました。原作は阪神・淡路大震災で親友を失った一人の女の子が立ち直る姿を描いた児童文学。あの大震災から12年。被災者を元気づけたいという思いから作られた映画です。野先生ご自身も被災されており「まるでトランポリンのようだった。寝ている所にタンスが倒れてきたんだけど、足でうまく軟着陸させたんだ」と。

映画は原作の挿し絵と実写の静止画と動画を使ったユニークなもの。「原作の挿絵に静止画を加えて作ったんだけれど、はじめてのことだったのでなかなか苦労したよ」と野先生。「原作は人の命の大切さを謳った作品。人と人は生きている死んでいるに関わらず繋がっている。そこを強調したかった」と。映画は震災だけでなく「いじめ問題」にも触れていて、学校教材としても使えるようにと40分の長さになっています。

最後に「たくさんの作品をどんどん自分の中に取り込んで、知識に栄養をつけてください」とアドバイスをいただきました。野先生、ありがとうございます!

 

目次に戻る

尾崎知紀さん、映画『URAHARA』脚本執筆!

大阪校出身ライターの尾崎知紀さん(45期)が映画『URAHARA』を共同脚本にて執筆されました。

ビデオの構成ライター募集の面接で、尾崎さんのプロフィールを見られた先方が、現在制作している映画を手伝って欲しいと急遽携わることに。「2ヶ月で脚本を仕上げるのは大変でしたが、監督といろんなアイデアの交換もできて楽しい経験になりました」と。女の子たちが夢に向って生きる元気いっぱいな映画『URAHARA』は今秋東京にて公開予定です。

「可能性は自分の手で広げていくもの」が信条の尾崎さん。現在、ご自身のブログ「ポッドキャスト・ドラマ『耳がミケランジェロ』」にて、オリジナルのオーディオドラマを配信しておられます。「プロモーションに使えるかと思って。最初は携帯小説を考えていたんですが、ボッドキャストのことを知って、これは面白そうだと」と。ウェブで募った仲間と制作。「いい仲間と知り合うことができて、皆ですごく楽しみながら作っています」。通勤電車の中で気軽に聴いてもらえれば一回配信分の長さは10分〜15分ほど。ブログを立ち上げてから一年足らずでリスナーは約一万人に。春には初の時代劇を配信予定。「常に新しいことに挑戦していきたいんです」と。ご活躍が楽しみです!

目次に戻る

高田智子さん(53期)、伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞受賞

大阪校出身の高田智子さん(53期)が、「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2006」の中編の部にてシナリオ大賞を見事受賞されました。

受賞の感想を伺うと、「この賞は受賞 がゴールではなくて、そこから来年の映画祭での上映目指して、シナリオを映像化しなくてはならないんですね。今はその重責が果たせるかとても緊張しています」と。

高田さんは、個人映像やアートドキュメンタリーの制作に携わったことはあるものの、映画を作られるのは初めて。監督も自らされるそうなので勉強しなくてはならないことが山積みとか。スタッフやキャストを集めるなど撮影のための全てを自分で進行していかなくてはならないので大変です。

高田さんがこの賞に挑戦されたのは今回が四度目。応募を続けられた理由は「この賞は、とてもアットホームな賞なんです。映画祭の時には審査員の方と最終審査に残ったメンバー皆での交流会があって、そこで他の応募者の方と顔見知りになったり、審査員の方に自分のシナリオについて色々とお話を伺うことができたりするので、それで来年もがんばるぞって気にすごくなるんですね」と。

目下の目標は映画祭に向けて無事に映画を完成させること。今後もコツコツと長く創作活動を続けていきたいと。映画祭で上映される高田さんの初監督作品。とても楽しみです!

目次に戻る

大阪校創立30周年パーティ

去る11月19日、大阪校30周年記念「感動・関西、30周年フェスタ」が開催されました。

生憎の雨にも関わらず計250名もの方にお越しいただき大盛況の内に終了しました。こ れも、実行委員長の作家集団の木村敏男さんをはじめとする有志スタッフの皆様のおかげです。この一年間、準備のために奔走して下さり、本番直前には疲労もピークに達しておられたにも関わらず最後まで頑張って盛り上げて下さいました。本当にありがとうございました!

★20枚シナリオ・コンクール シナリオ・センター大阪校創立30周年記念賞20枚シナリオコンクールの結果は以下の通りです。

課題「晩ごはん」 応募総数87本
●最優秀賞 「老婆の休日」研修科・北田優子さん(59期)
●審査員奨励賞 「日暮れからのラブオール」作家集団・松下寿美子さん(47期)
●東京校賞「父と娘のサイクリングロード」 一の会会員・池上千里さん
●大阪校賞・佳作「いろは食堂の夜」長篇研究科・嶋政治さん(45期)

目次に戻る