★村尾さん、新井一賞を受賞されました!

 作家集団の村尾美幸さん(56期)が書かれた「夏のびっくり箱」が、新井一賞にて森治美賞を受賞されました。

感想をお聞きしたところ「すごく嬉しかったです!提出前はあかん!ヤバい!!とへこたれそうでしたが、今回は作品を提出する事でワンコイン募金出来るというのが自分への動機付けになったと思います。
この頑張りは全然無駄って訳じゃない、少なくともワンコイン分の意味だけはあるんだ…と思い頑張りました」と村尾さん。
「この作品は研修科の課題『男と女』をベースに書いたんですが、今回は課題が『恋』なので、男女2人だけの逃げ場の無い対峙に絞って20枚書こうと人物の設定も含め書き直しました。郵便の投函時間ぎりぎりまで書いては直し…しました」とのこと。

「実は、シナリオ・センターで勉強を始めたのは7年程前なんですがその間に仕事の関係で2回長期休学したんです。1回目は休んでる間も、夏合宿などに参加していましたが2回目は2年半全くご無沙汰していました。
昨年再開した時、あまりにも書けず怖いなぁ…と。『どんなに忙しくても、ネタを集め続けたり、毎日少しずつでも書く事から離れない事が大事…』これはつい最近も、クラスの先生に私が諭された言葉です」

今後の抱負をお聞きしたところ「作家集団の課題で悩んだり、逃げたくなることもありますが、好きなジャンルに持ち込んだりこじつけるのではなく、出来るだけ課題と素直に向き合って色んなジャンルの創作を練習していきたいと思っています。
そして、人やドラマを描くという、苦しくも楽しい仕事を、早く本業に出来るよう、少し急いでいきたいです!」との事。これからも楽しみな村尾さんです! (臼井)

目次に戻る

★第5回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールを受賞!

 作家集団の野村久美子さん(64期)が書かれた「スポットライト」が、第5回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールの準グランプリを受賞されました。

受賞の感想をお聞きしたところ「連絡を受けた時、実は風邪をひいてしまい会社を休んで家で寝てたんです。そこへ受賞の電話を 頂きビックリしました。このコンクールは毎年応募しようと思ってたのですが、中々出すことが出来ず、今回やっと応募する事が出来てしかも賞を頂き、嬉しかったです」との事。
受賞式にも参加された野村さん。感想をお聞きしたところ「とても緊張しました。スピーチをしたんですが緊張しすぎて自分で何を言ってるか分からないほどでした」と。

シナリオを書こうと思ったきっかけをお聞きしたところ「シナリオを初めて書いたのはシナリオ・センター大阪校 に入学してからでした。シナリオに柱やト書きがあるのを知ったのも入学してから。
昔から空想好きで何か形にしたいと思いシナリオを書こうと思いました」との事。「これまで書いてきて落ち込んだり、やっぱり頑張ろうと思ったり…の繰り返しでした。今まで続けてこれたのは同期の人やクラスの人の存在があるからだと思います。
大げさかも知れませんが、仲間が居なかったらシナリオを書くのを止めていたかも知れません。皆頑張っているから私も負けていられない!とやる気を貰っています」と野村さん。

今後の抱負をお聞きしたところ「昔、再放送で見たん ですが向田邦子さん脚本のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』みたいな、家に帰るのが楽しみになるようなホームドラマを書きたいです」との事。
これからも楽しみな野村さんです。頑張って下さい!

目次に戻る

★シナリオS1グランプリを受賞されました!

通信作家集団の源祥子さん(64期)が書かれた「僕はポルノ女優に恋をした」が、第21回シナリオS1グランプリで奨励賞を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「とても嬉しかったです。今までいくつかコンクールに出してたんですが、なかなかうまくいかず少しへこんでたんです。でも今回賞を頂き、誰かが私の作品を認めてくれたという事がとても嬉しく、今まで自分がやって来た事は間違いじゃないんだと思いました」と源さん。
受賞式にも参加された源さん。感想をお聞きしたところ「楽しかったです。スピーチの時は緊張しましたが、表彰式ってこんなに気持ちがいいものか!と思いました」と。
「実はこの作品は子供の頃の話を膨らませて書いたんです。シナリオの世界に足を踏み入れてから、ずっとこのネタを書こうと思っていました。作家集団の課題で書いて、濱田先生にアドバイスをいただき直しをし、応募しました。
大阪を舞台にしたコテコテの大阪弁で書いたシナリオなんですが、大好きな大阪弁で書いた作品で賞を頂いたというのもとても励みになりました」との事。

これからの抱負をお聞きしたところ「今回賞を頂いて、これからもコツコツと書いて行こうと思いました。ゆくゆくは、大阪弁を散りばめたオリジナルで書いた作品を映像化してもらえるよう頑張りたいと思います」とてもパワフルな源さんです!

目次に戻る

★第3回科学ドラマ大賞の佳作を受賞!

作家集団の南部八恵子さん(66期)が書かれた「歌え!クマゼミ!」が第3回科学ドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「連絡を頂いた時はあまり実感が湧かなかったのですが、後日受賞式に参加させていただいた時にだんだん実感が湧き、嬉しく思いました」と。

科学といえば難しいイメージがありそうですが、応募しようと思ったきっかけをお伺いしたところ「実は、コンクールに応募するのは初めてだったんです。特に科学が得意と言うわけではないのですが、ある日ニュース番組でクマゼミの鳴き声の周波数の事を言っていたのを見て、合唱団の事と合せて話を考えました。
あと、大きなきっかけとなったのは前回、大賞を受賞された竹中あいさんと研修科の時同じクラスでして、私も挑戦してみたいと思いました」との事。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「シナリオを初めて書いたのはシナリオ・センター大阪校に入ってからです。前に木皿泉さん脚本の『すいか』と言うドラマを見て、私もこういうドラマを書きたいな、と思いました。
本当に一からシナリオの事を習ったのはシナリオ・センターだったので、何もかもが新鮮で楽しかったです」と南部さん。「これからもコンクールに挑戦していき、何より今後も書き続けていく努力をしていきたいと思います」と。頑張って下さい!

目次に戻る

★水村さんが函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞で、審査員特別賞を受賞!

作家集団の水村節香さん(56期)が 書かれた「紅梅」が函館港イルミナシオン映画祭2011 第15回シナリオ 大賞で、審査員特別賞(加藤賞)を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「発表が遅くあきらめていました。そう思っていたところ、受賞の連絡を頂いたので本当にビックリしました」と水村さん。

「12月、受賞式に参加したのですが式のあと、審査員の先生と飲ませていただく機会がありまして、その時に審査員の加藤正人先生とお話し出来、シナリオをお褒めいただいたり、色んな方とお話する事が出来たのがとても嬉しく、貴重な体験が出来ました。

あと、実は函館と言いますか北海道に行くのはその時初めてで、こういう形で来れた事が本当に嬉しかったです」と。「実はこの作品は研修科の課題の古痕を元に、そして手直しして作家集団の課題、献身で直した作品なんです。書いたら書きっぱなしにせず、直しを重ねて育てた甲斐がありました」との事。

今まで色々なコンクールに挑戦してきた水村さんですが、これから挑戦する人に、なにかアドバイ スを!とお聞きしたところ「アドバイスなんて、おこがましいのですが、普段経験している事で無駄な事は無いと思います。生活している中でも何か自分のアンテナに引っかかる、ピンとくるような事を大切にして作品にしていけばいいと思うんです。

あと、先にも書きましたが書いたら書きっぱなしにせずに最後まで直して諦めずに挑戦する事。そうすればいつか報われる時が来ると思います。頑張りましょう!」これからも楽しみな水村さんです。頑張って下さい!

★祝!「心の憩い」デビュー  源祥子さん(64期)

目次に戻る

福田さんがBKラジオドラマ脚本賞・佳作を受賞!

作家集団の福田弥生さん(48期)が書かれた「杉本春夫 初めての日」が第32回BK(NHK大阪放送局)ラジオドラマ脚本賞で佳作を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「ほんとうにビックリしました。まさか、ラジオドラマで賞を頂けるなんて思ってもいませんでした」との事。

「実は、ラジオドラマのコンクールに出すのは初めてだったんです。前回のBKラジオドラマ脚本賞の受賞作のラジオドラマを聴きまして、ラジオドラマも面白いなと思い応募しました」と。「ラジオドラマを書いてみて、ラジオならではのセリフや音での表現が、とても新鮮でした。楽しかったです」との事。

受賞式に参加された福田さん。受賞式の感想をお聞きしたところ「緊張しました。受賞式とは別に、ラジオの収録現場の見学をさせていただいたのですが、ラジオと一言で言っても、たくさんのスタッフさんの手が入り、音だけの世界を作っていくのを目の当たりにし、感動しました。とても貴重な経験をさせて頂きました」と。これから、ラジオドラマのコンクールを目指される人にアドバイスを、とお聴きしたところ「アドバイスなんてたいそうな事は言えませんが、このBKラジオドラマ脚本賞に関しては、関西を舞台に…というテーマがあるので、関西に住んでいる人にはチャンスだと思うんです。町に出てネタになる事もたくさんありますし、いつもアンテナを張って関西ならではの事を、音の世界で表現する。とても楽しいことだと思います」との事。

「これからも、いろんなジャンルのシナリオに挑戦していきたいと思います!」と福田さん。

これからも楽しみな福田さんです!

目次に戻る

林日里さんが創作テレビドラマ大賞・佳作を受賞!

通信作家集団の林日里さん(57期)が書かれた「迷えるウサギ」が第36回創作テレビドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞の感想をお聞きしたところ「連絡があり、とにかくビックリして信じられませんでした。まさか、私の作品を選んで頂けるなんて、思ってもいなかったです」と林さん。

「この作品は、作家集団の課題『少年』を元に書きました。内容は3月にあった震災の事を絡めて書いたのですが、ついこの間の出来事で、このテーマでコンクールに出すのはどうかと思い悩みました。でも、半年後である今、出すしかないと思い、応募しました。思い切って出してよかったです」と。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「もともとテレビドラマや映画を見るのが好きでした。シナリオは小説と違いどこか特殊で難しいイメージがあったのですが、新聞に大阪校の広告が載っていて夫が『行ってみたらどう?』と背中を押してくれて、シナリオ・センターに入学しました。その前に独学でコンクールに出した事があったのですが、全然ダメでした。その時は何も知らなかったので、どこがダメかさっぱりわからず…。本格的に書き始めてコンクールに挑戦するのはシナリオ・センターに入ってからです」とのこと。

「今後、どんな形でもいいので自分の作品がオンエアされるように頑張りたいと思います。内容としては、地方新聞に載っているような小さな事件の裏側。表面ばかりを描くのではなく、その背景を描き作品にしたいと思います」と。

「今回佳作を頂けたのも大阪校の先生、励まして頂いた仲間のおかげです。ありがとうございました!」と林さん。

これからも楽しみな林さんです!

目次に戻る